Bataさんの一喜一憂

Bataさんのサブブログ、ウォーキング以外なんでも書いてしまいます

一喜一憂:「悪いのは子供」と思っている親は割と頻繁に見かける

少し前の話になるが、近所の道を歩いていた。

前方から、二人の小学生低学年らしい子供とその母親が二人。道幅は二人並んで歩くのが精一杯の狭さに加えて、車道側はガードレール、反対側は少し高い植え込みになっているので避けようがない。

近所の暗黙ルールになっている左側に私が避けると、二人の子供達はさっと横を通り抜けて、私の後方へ。かなり後ろに子供達が通り過ぎてから、一人の母親が子供達に声をかける。

「邪魔をしちゃだめでしょう」

全然邪魔になってない。むしろ邪魔なのは母親達の方。二人並んだままで全く避けようとしない。

通れないので私は立ち止まるしかなかった。少し待って一人が気がついて避けてくれるために前に出てくるのだが、そうなると私は少し後ろに下がるしかない。ご自分が後ろに下がって避けてくれれば、全く問題ないのに。

結局私の邪魔をしていたのは母親達の方なのだが、怒られているのは子供達だったりする。


別の日、スーパーに向かう道で、母親の前のを小学生低学年らしい女の子が歩いている。それほど狭い場所ではないのだが、このまま歩いて行くとぶつかってしまう。

女の子が私に気づいて、自分が左側に避けてくれた。機敏で素晴らしい動き。感心していると、母親が大きな声で

「またこの子は人の邪魔ばかりして」

と怒って、女の子を自分の前に引き戻した。

母親は私を避けてくれる気配はなかったので、私が少し右側に避けて、すれ違うことにした。子供の好意を無にしたのは誰?


子供達は全く悪くないのに、子供を叱る親を私は割と頻繁に見かける。正しいのは自分という絶対的な自信があるように見えるが、「間違っているのはあなたです」と指摘したくなる。実際指摘したことは1回あるのだが、ものすごく変な目で見られてから止めている。

正しい状況判断をして適切に動いている素晴らしい子供が、こんな親のせいで歪んでしまわないか本当に心配になる。

親でも絶対的に正しいわけではない。反面教師として素直に育って欲しいと思う。


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