マイクロソフトアカウントのパスワードを変更したら、iPadでExcelが起動できなくなるーパソコン修理顛末記3
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からの続きです。
最初にHPカスタマーサポートへ連絡した時に一週間以上かかると聞いていたので、7月23日か24日に修理センターへ状況確認しようと思っていました。
ところが、7月19日の午前中、そろそろ外出しようかなと思っていた矢先に電話が鳴ります。知らない番号からの電話は留守電で出ません(警視庁からのアポ電対策の言いつけを守っています)。
留守電に「HP修理センター」とのメッセージが入るのを聞いて、受話器を取って電話に出ることに。用件を要約すると
・確認の結果、マザーボート交換となった。
・稼働確認を行いたいが、マザーボード交換したため、PIN番号ではログインできなくなったので、別のログインパスワード教えて欲しい
なんとそんなことが・・・。
修理完了後に確認してみると、PIN番号は設定されている状態だったのですが、PIN番号を試しに入力してみたら、ダメでした。ちなみにPIN番号は変更できない(前のPIN番号がわからないため)ので、削除して再設定が必要です。
閑話休題
マイクロソフトアカウントのパスワードを教えて、修理が終わったら、もう一度連絡を貰えるように依頼しました(パスワードを変更するため)
最初の記事でtomohiko37_iさんからコメントを頂いたように、こういう時のための別アカウントを設定しておく方が良さそうです。
1時間も待たなかったと思いますが、再度修理センターから連絡があり、修理完了し、検査の結果も問題なかったので、これから出荷するとのこと(予想以上に早い修理で助かります)
お礼を言ってから電話を切り、早速マイクロソフトアカウントのパスワードを変更(気がついてみると2年以上の変更していなかったので、良いタイミングだったかも)
ついでにパソコン修理中にExcelデータの更新に使っていたiPadもサインし直そうと思い、起動。すると
起動時に直前で編集していたOne Drive上のファイルを開こうとして固まってしまった(パスワード変更したので、当然ですがOneDrive上のファイルは開けない)。なら、キャンセルしようと思い、キャンセルをタップしたけど、「キャンセルしようとしています」のメッセージのまま固まってしまう(モーダルダイアログなので他の操作はできない)
5分ほど待ったが、変化がないので、一旦アプリ終了して再起動→変化なし。それではとiPadの電源をOFF→ONしてから起動→これでも変化なし
ネット検索したが、同様の障害事例を発見できなかったので、仕方ないのでマイクロソフトのサポートセンターに電話。
音声メッセージに従って、「Mac、iPhoneのOffice」→「テクニカルサポート」を選択。オペレータにつながるまでの間、耳障りな音楽(保留音)に続いて、電話が混み合っているのでかけ直すか、Webを確認する対応もあること(音声でURLを読み上げる)のメッセージ。
少し待って一次受付のオペレータに接続。症状を伝えた後、復唱してくれるのだが、マイクロソフト製品に詳しくないのか間違っている。3回ほど説明(一次受付はどこもこんな感じで素人が多いなぁ)。続いて、ライセンスの確認。
オペレータ:iPadのOffice製品のサポートを受けるためには、「Office 365 Solo」の契約をしていることが必要です。契約されていますか?
私:パソコンでOfficeのライセンスを持っているので、「Office 365 サービス」を契約していますが、それではダメなのですか?
オペレータ:(言葉に詰まる)
やっぱりマイクロソフト製品には詳しくない様子。
ご存じない方もいるかもしれませんが、『Office Home & Business 2019などの永続ライセンスを持っている場合、Office 365 SoloではなくOffice365サービスを契約すれば、Office365が利用可能』です。
よくわかっていない感じがありますが、サポート受けられるユーザか確認するとのことで、マイクロソフトアカウントを訊かれたので、教えました。
10桁の受付番号を教えてもらい、これを2次受付に伝えるとテクニカルサポートが受けられるとのこと。
ここまで話して、ようやく2次受付のテクニカルサポートへ。
「これからつなぎますので、このまましばらくお待ちください」と言われて、電話接続のまま7~8分待って、ようやく「これから接続します」と言われる。
するとあの不快な保留音が流れ、再び「電話が混み合っているのでかけ直すか、Webを確認する対応もあること(音声でURLを読み上げる)のメッセージ。これはおかしいだろ、マイクロソフト(怒)!!
1~2分待って、2次受付のテクニカルサポートへ、ようやく電話がつながる。まず10桁の受付番号を伝える。
やっぱり正しく状況が伝わっていなかったので、改めて状況を説明(とにかくどこでも毎回説明が必要)
説明の後、「メールを受信できる環境ですか?」と質問されるので、可能と答えると、「今からメール送信するのでverification codeを読み上げてください」と言われる。
このverification codeを読むことで初めてOffice365サービス契約者であることを確認できるとのこと(一次受付でアカウントを訊かれるのはなんだったんだ?)
メール確認して、コードを読み上げて、ようやくサポートを受けられる状態(とにかくここまでが時間がかかる)
で結局、iPad上にデータファイルはなく、OneDrive上のファイルのみ利用していると説明すると
Excelアプリをアンインストールして、再インストールしてください
と言われる。アプリをアンインストールすると付随するデータも削除されてしまうので、実施していなかった。
アンインストール(アプリ削除)して、再度App Storeからダウンロードして起動すると、無事サインイン画面へ。新しいパスワードでサインインすると無事起動。編集していたOneDrive上のファイルも問題なく編集できました。
なな、なんと簡単(^^;)
確認してみると、同種の障害は過去起こったことがない(記録はない)そうです(本当かな?)。
後学のために、「iPad上でローカルファイルを所持している場合の対処は?」と訊いてみると
1.まず『設定』を起動して、Excelをタップ
一番下に「Excelをリセット」があるのでタップ
2.Excelのリセットメニューから
「サインイン資格情報の削除」を選択すれば、登録したマイクロソフトアカウントとパスワードは削除されるとのこと
試していないので実際にこれで解決できるかはわかりません。
他のアプリにはない設定の多さから、いろいろとできることを見てしまうと、今まで発生したことはないと言われたけど、本当は何回も発生しているのではないかと疑念は残ってしまいました。
今回の件を振り返ると、iPad上ローカルでデータファイルは保持せず、OneDrive上で保管しておく方が良さそうです(サポートの方もこちらがお薦めということでした)
解決したので、お礼を言ってから電話を切りました。
結果、1時間以上も経過してしまい、疲れたので、ランチは外食に変更して、出掛けることにしました(この日も株主優待券で松屋の「うなぎコンボ牛めし」を美味しく頂きました)。
翌日(7月20日)、無事ノートパソコンが戻って来ました。HPの箱で戻ってくると思っていたのですが、発送時に利用したヤマト運輸さんの箱でした。開けてみると、再利用が可能な構造で驚きました(いろいろと考えられてます)
早速起動できることを確認。
まずデータのバックアップを行って、重要データを確保。続いて修理中のメールを取得(38通も怪しいメールが来ていたので即行削除)
約1週間貯まっていたレシート類から家計簿のデータを更新(これをやらないと今月の残り期間で使って良いお金がわからない(^^;))
iTunesを起動したら、Apple IDで再認証が必要でした(結果、同じPCと認識されたのですが、これもマザーボード交換の影響かもしれません)
急な故障で困ったのですが、ギリ保証期間中で無償修理となったので、不幸中の幸いでした。良かった、良かった。
これにてパソコン修理顛末記は完了!