【ネタバレあり】いつかもう一度「未来のミライ」を観る時のための覚書
ブログ訪問ありがとうございます!
メインブログで書いた通り、細田守監督の新作「未来のミライ」を観てきました。今までの監督の作品とは少し違ったテイストの映画です
観終わった後、ちょっとすっきりしなかったのですが、一晩経って、この辺だったのかなと思い、自分のための覚書として記事にしておきます
ここから先は物語の中核に絡む【ネタバレあり】なので、まだこれから観る予定の方などはご遠慮ください<(_ _)>
よろしいでしょうか? 先に進みますよ
妹「ミライちゃん」が誕生したことにより、環境の変化に巻き込まれる主人公「くんちゃん」の物語です。家族の過去を知り、成長していくという過程が描かれています。特にひいじいちゃんとのエピソードがカッコいいです
でも観終わって、ふと思ったのですが、
あれ?
なぜミライちゃんは未来からやってきたのだろう?
という疑問が出てきました。私の理解不足かもしれませんが、明確に語られていないように感じました
改めて物語を振り返ってみると、劇中登場するのですが、ある人物が明確に描かれていません
それは「未来のくんちゃん」です
なぜかふてくされているような、明るくない印象の彼がほんの少し描かれています。途中で「黄色のズボンと家族との思い出とどっちが大事なんだ?」というような問いをくんちゃんに投げかけています
推測の域を出ませんが、この日のお出かけが分岐点。置いてきぼりになった「くんちゃん」は心の迷子になってしまったまま、大人になってしまった?!
兄思いの妹ミライちゃんはそんなお兄ちゃんを救うためにやってきた?! ではないでしょうか!(そして救い出した)
ラストの落ちていくシーンで「ほんの小さなことが積み重なって、今の自分達につながっている」というようなことをミライちゃんがくんちゃんに話しています
この日のお出かけが未来を変えるきっかけの1日だったのかもしれないなぁと思ってしまいます(だから未来のミライちゃんはもう来なくても良くなった)
きっともう一度観れば、何かわかるかもしれません。連続して劇場で観るほど余裕がないので、TVなどでの放送を待って確認したいと思います
ということで自分のための覚書でした